防水工事・雨漏りピンポイント修繕
一般住宅に用いる防水工事の種類
①ウレタン防水
ウレタン防水は、全箇所に対応できる防水方法になります。防水を塗る箇所が複雑な形状でも対応でき、施工場所に物があっても、別素材の旧防水層があっても、その上から施工できます。ウレタン防水は、防水材を流し込み乾燥後伸縮率の高いゴム状の物質になります。ですので地震等による建物の動きがあっても、ヒビ割れが発生しずらい物質です。
1番人気があって、重宝されている防水方法です。
②シート防水
耐候性のある塩ビ防水シートは、紫外線や熱、に優れた耐久性があります。耐摩耗性があり、軽歩行が可能です。メンテナンス性に優れていて、長期的に使いたい場合は最適です。それまで使っていた防水材にそのまま被せて使うことが可能なので、短期間・低コストで工事をすることができます。素材がシートなので下地が平らでなければならないため、複雑な形状には向いていません。
③FRP防水
ガラス繊維で補強されているので軽くて耐久性に優れ、重歩行や車両の走行も可能なほどです。ですので、ベランダの防水で良く使われています。様々な形状に施工できます。下地への密着性が強いので防水性に優れ、下地の膨張・圧縮にも剥離の心配は少ないです。FRP防水は、プラスチックが素材に含まれているのでデメリットがあります。まず紫外線が長期間当たると、劣化してヒビ割れてしまうこと。これが最大の欠点です。定期的にトップコートを塗り替える必要があります。伸縮しにくいので、地震などで建物が揺れた場合も、ヒビの危険性があります。
④ピンポイント雨漏り修繕
散水調査で雨漏り原因箇所を明確にしましたら、プライマー処理の上、シーリング剤を原因箇所に打ち込み止水いたします。クラックが細すぎてシーリングが奥まで入らない場合はサンダーでシーリング剤が十分奥まで達するようにケレンをしてからシーリング処理を行う場合も御座います。最もポピュラーで普遍的な雨漏り修繕方法です。
どの方式が有効かご相談ください
お住いの方の利用環境、施工する箇所の現地確認をさせて頂き、
1番適した方式をご案内しております。